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『あなたはあなたが使っている言葉でできている』のイメージイラスト(実際の表紙ではありません)

「〜したい」と言った瞬間、先送りはもう始まっている。

イラストはイメージです(実際の表紙とは異なります)

心・自己啓発

あなたはあなたが使っている言葉でできている

ゲイリー・ジョン・ビショップ ・ Kindle版

セルフトーク行動自己啓発心理学
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ひとことで言うと米国のライフコーチ、ゲイリー・ジョン・ビショップさんの本です。「〜するつもり」「〜したい」を現在形の「〜する」に言い換え、言い訳と他責をやめ、気分を待たずに動く。そのための7つの言葉を章ごとに掲げます。ポジティブ思考ではなく、行動を引き受けるための本です。

INTROどんな本か

「〜したい」「〜するつもり」「〜すべき」。この三つを1日に何回口にしてるか数えたら、たぶんちょっと引きます。笑

この本の入口は、その三つが無意識に「今でなくていい」と自分に伝えている、という指摘です。新年の誓いが崩れるのも、だいたいここが原因。だから現在形で言い切れ、「〜する」と言え、と。

著者は米国のライフコーチ、ゲイリー・ジョン・ビショップさん。原題は UNFU*K YOURSELF で、日本語版はディスカヴァー・トゥエンティワンから2018年10月に出ています。人の一番の話し相手は自分で、1日に5万以上の考えが浮かび、その大半に自動で反応している。だから自分にかける言葉を変えろ、という本です。

ただし、ポジティブ・シンキングの本じゃない。ここは著者がはっきり断っています。自分は虎だと唱えて気分を上げる話じゃなく、言い訳と他責をやめて、やると決めたことを引き受ける話。引用する研究も証明じゃなく説明の材料で、疑って、試して、自分で確かめてくれ、というスタンスです。この距離感は信用できる。

2021年1月、緊急事態宣言のさなかのブログで、俺は「世間は言い訳を与えてくれる」と書いて、だからやらなくていい理由なんか何もない、と続けました。この本の第2章は、まさにそこを突いてくる。「でも」は現状の肯定だ、と。

本の芯を一言でいうと、こうです。人生を動かすのは気合いじゃない。自分にかける言葉の文法だ。「頑張りたい」より「着手する」。願望を予定に、予定を現在形に。それだけで、先送りの逃げ道がひとつ塞がる。

7つの言葉は、意志がある、勝つに決まっている、できる、先がわからないからおもしろい、思考ではなく行動、がむしゃら、何も期待せず受け入れる。並べるとかなり暑苦しいけど、全部ひとつのテーマでつながっています。

俺がこの本でいちばん推したいのは、第8章の「隠れた期待」。2025年に「期待値のズレ」の記事で、悩みも怒りも相手への期待と現実のギャップから生まれる、と書いたんですが、この本はそれを紙に書き出すワークにまで落としてくれている。

向いているのは、分かっているのに着手できない人、うまくいかないとつい言い訳や他責に流れる人。ひとつ注意すると、本文には著者のコーチングプログラムの宣伝も入っています。そこは割り引いて読めばいい。

気分が乗るのを待っている間に、1年はふつうに終わる。この本は、その待ち時間を削るための一冊です。

CHAPTERS章ごとの中身

第1章「〜したい」を現在形の「〜する」に

第1章は、回し車を回し続けるハムスターのたとえから入ります。人は他人との会話と、自分との会話を同時に生きている。で、一番の話し相手は自分。1日に5万以上の考えが浮かんで、その大半に自動的に反応している、と。

言葉で受け止め方が変わる根拠として出てくるのが、アラバマ大学のウィル・ハート教授の実験です。過去の出来事を現在形で語らせると、中間的な出来事はより楽しく、つらい出来事はよりつらく感じられた。心理学者アルバート・エリスの、感情は思考から生じる、人は思うほど合理的じゃない、という考えも引かれます。「大変だ」と言うほど、本当に大変になっていく。

ただ、著者は先に釘を刺します。ポジティブ・シンキングの本ではない、と。自分は虎だと思い込ませるような手法は好みじゃない。「人生は不公平」と言い続けると被害者意識に傾く。マルクス・アウレリウスの言う通り、同じ問題が足かせにも踏み台にもなる。答えは外じゃなく内にある、という立場です。

処方は、セルフトークをアサーティブ(主張型)にすること。神経可塑性にふれて、意識的なセルフトークの反復で脳の通り道は組み替えられる、と説明します。「〜するつもり」「〜すべき」「〜したい」は、無意識に「今でなくていい」と伝えてしまう。ピザやジャケットの誘惑に負けそうな瞬間こそ、現在形の断定で自分を支えろ、と。俺は、この「文法を直す」という切り口が、本書でいちばん実用的だと思う。

第2章言い訳をやめ、欲しい目標だけ残す

仕事、人間関係、体調。不満があるなら変える手段は単純だ、と第2章は言い切ります。行動しないなら、今の人生は自分の選択。「でも」は現状の肯定にほかならない。エピクテトスを引いて、人の価値は状況じゃなく、状況への対応で決まる、と。耳が痛い。

運、他人、環境、育ちのせいにしない。かといって自分を責めもしない。死別や病気のような避けられない出来事の後でも、その後の生き方は全面的に自分の責任だと認める、というのが前提です。「やる意志はあるけど」を重ねるほど、被害者意識が育つ。能力の不足じゃなく、意志の不在としてとらえ直せ、と。

面白いのは、否定の意志も同じ力を持つという点。不健康な習慣や不安定な関係を続ける意志はあるか、と問われて「もうイヤだ」と言えた瞬間が決別線になる。転職先を探すときは「意志がある」、辞めたいときは「もうイヤだ」。前向きじゃなくても動き出せる、というのは救いがある。

目標の点検は容赦ないです。金持ちになりたいなら、週60〜80時間働いてリスクを負う覚悟があるか。必要な行動が嫌なら、本当は欲しくないサインだ、と。BMWのための残業、若い体のための食事制限、昇給のための家族の時間。持っていないから欲しがるだけの目標は、定期的に点検しろ。

大きな課題(滞納した税金、ガレージの片付け、告白)は、「ベッドから出る」「メールを開く」まで小分けにして、終えた後の自由を想像する。朝晩、運転中、シャワー中にも自問して、「イエス」が響くまで確かめる。覚悟のない目標を外すのは、逃げじゃなく集中だと俺は思う。

第3章無意識の「勝ち癖」を目標へ向け直す

第3章の出だしは、ちょっと意外です。人生のすべての出来事は勝利で、人は思い描いたことを実現し続けている、と言う。例は恋愛。愛に飢えた子ども時代、出会い、疑念、喧嘩、破局が繰り返される。この破局は「自分は愛されない」という無意識の目標の達成だ、という見立てです。キャリアも運動も貯金も同じで、脳には、本人が気づいていない目標まで達成させてしまう「勝ち癖」がある。

ブルース・リプトン博士の説として、日常行動の95%は無意識、という数字が引かれます。人は自動操縦で生きていて、自分の「なわばり」の中では無敵。たとえば年収400万円の世界。時給2,500円でも5,000円でも、40時間は40時間で、600万円が本当に難しいとは限らない。「うちはこの程度」という前提こそ疑え、って話です。

点検の方法は、いちばん苦戦している分野で、自分が何を証明しているかを振り返ること。先延ばしは、時間がなくてだらしない自分の証明になっている。著者のクライアントには、惨めな現状を親のせいだと証明しようとする共通点があった。過去をなぞるのが最も安全だから、という理由づけです。

じゃあ、どうするか。勝ち癖には逆らわず、別の目標へ向け直す。変えたい領域を1つ選び、段階に分けて、進み具合を測る指標を決める。途中と達成後の心構えも考える。例はダイエット。合言葉を唱えるだけでは足りず、時間をかけた熟考が要る。その過程で、裏切りやいじめ、恥、大失敗みたいな痛い記憶も出てくる、と正直に書いてあるのがいい。

第4章「人生の線路」で問題をこぶまで縮める

第4章は、問題は1つで終わらない、という指摘から始まります。お金の悩みが食事や家族、渋滞への苛立ちにまで広がる。机にこぼしたコーヒーが、PCや書類へ広がるみたいに。やがて問題は世界を見るレンズになって、「人生終わった」という主観に行き着く。

中心になるのが、イメージワーク「人生の線路」です。視界の左右に伸びる線路を思い描いて、左(過去)の良い記憶と悪い記憶を両方たどる。初めて子を抱いた日、念願の仕事。失恋、入院、督促状。当時「二度と立ち直れない」と思った問題も、乗り越えてきた。高校の数学でDを取ったときのパニックも、今は小さい。次に右(未来)へ歩いて、人生最後の日まで想像する。出来事は全部、人生という映画の1シーンにすぎない。

実務的なのは、問題を混ぜるな、という話。仕事の不調を家に、恋人との喧嘩を職場に持ち込まない。問題は1つずつ。解決策が「まだ見つかっていないだけ」のとき、原因の多くは距離が近すぎること。何歩でも下がれば、問題は道の「こぶ」に見える。心理学でいう認知再構成法です。

ここでの「できる」は、完璧な解決策がある、という意味じゃない。ハンドルを握る力があって、前と同じく今回もやれる、という意味です。問題にふたをして楽になるための言葉じゃない、と念押しもある。根拠のない「できる」じゃなく、実績ベースの「できる」。これなら誰でも言える。

第5章確実さは幻想、安定は野心を殺す

第5章の主張は、人は「予測」というドラッグに依存している、です。天気、株価、会う前の値踏み、慣れたブランド、まだない病気へのサプリ。昔は未知への一歩が命がけだった、その名残だと。今は格段に安全で、スターバックスでズボンが落ちて恥をかいても死なない。いや、例えが雑すぎるやろ。笑

確実さへの執着が悲劇的な理由は2つ。1つめは、新しいことは見えない領域でしか起きないこと。ルーズヴェルトの言葉として、最善は正しい決断、次は誤った決断、最悪は決めないこと、が引かれます。著者がコーチした成功者(芸能人、実業家、選手)が退屈な人になってしまった原因は「ぬるま湯」。お金が増えて未来が確実に見えた瞬間に、野心がしぼんで結果が止まった。事業をやっている人ほど刺さる話だと思う。安定した時こそ、わざと不確実な挑戦を予定に入れろ、という話になるから。

2つめは、確実さはそもそも手に入らない幻想だという点。計画は必ず破綻する。事実だと思っていることの多くは思い込みで、科学の常識も数十年で覆る。唯一確実なのは「わからないこと」だけ。不確実を嫌う根にあるのは、他人の「白い目」への恐れで、エピクテトスの、成長したければ愚かと思われることを受け入れよ、という言葉が添えられます。

実践は拍子抜けするほど小さい。通勤ルートを変える、知らない店に入る、店員に会釈する、気になる人に声をかける。確実さの追求をやめればストレスの大半は消える、と。LIMITSも、直前のルーレットでテーマが決まる競技でした。先がわからないからおもしろい。俺にとっては、わりと見慣れた景色です。

第6章気分を待たずに動けば、思考が追いつく

第6章は、SNSで人気の「思考が変われば人生が変わる」を、著者がはっきり否定する章です。描かれるのは、気が乗らない会社員の午前。ランチ店探し、ホバーシューズの検索、カードの使いすぎ通知、出会い系、忙しいふり、そして30分の浪費。リアルすぎて笑えない。成功者との差は、考えとやることは一致しなくていい、と知っているかどうかだ、と。

ネガティブな思考はコントロールも抵抗もできないし、大半は無意識だから、放っておいていい。ベッドから出たくない日も、結局は動いている。その力はもうある、という話です。

行動のメリットは2つ。必要なことが片づくこと、そして思考を変える近道になること。没頭すると頭の中の雑音が消える。ゴルファーや瞑想家、編み物をする人の「ゾーン」がその例です。思考はミラーハウスの鏡みたいに現実をゆがめるし、「自分はバカ」は断片なのに、繰り返すと脳が信じてしまう。

「あとで」「この本を読み終えたら」もナシ。車はキーを差して1速に入れないと走らない。ネガティブなままで大成した例もある、と挙げて、気分と成果は別物だと示します。何をすべきか分からなければ、調べる、質問する、講座を受ける。それが最初の行動。

俺は2021年に伊勢神宮へ後厄の厄払いに行ったブログを、厄払いでどうにかなるわけじゃない、行動に移すことが大事なんだ、という話で締めています。神頼みでも気分待ちでも、構造は同じ。動いた人から順に、頭が追いついてくる。

第7章止まるのは「止まれ」を受け入れたとき

第7章は、自分が誇れる成果を思い出させるところから始まります。起業、住宅購入、結婚、学び直し、マラソン。どれもソファの上じゃなく、居心地の悪い場所で得たはずだ、と。緊張、痛み、リスクこそ大きな成果の源で、普通の人は不快を嫌うから大成功は少ない。

目的に向かうと、周囲の「無理」「無駄」に加えて、自分の内なる声まで引き戻しに来る。周囲が持つ「あなた像」から外れると、彼らの世界も揺らぐから。前に進ませるのは気分じゃなく、動き続ける勢いです。世界はあなたを止めも押しもしない。止まるのは、「止まれ」という声を受け入れたときだけ。ただし「あなたには資格がある」という甘い言葉で待つだけになるのも罠だ、と釘も刺してある。

代表例はシュワルツェネッガー。戦後まもないオーストリアの貧しい町の出身で、周囲の不可能論を受け入れていれば、ボディビルも、米国移住も、俳優も、知事もなかった。毎日の練習、読書、ビジネスの勉強、オーディションで、前例のない道を切り開いた。教訓は「必死さは最後の武器」。マララ・ユスフザイ、マイケル・フェルプス、腕のないパイロットのジェシカ・コックスも挙がります。

コツは、目の前の問題に全神経を注ぐこと。障害を避けず、むしろ求める。だめなのは止まることだけで、迷ったら前へ。ジャングルでは町まで何日かかるか分からなくても歩くしかない。正直、暑苦しい。でもこの暑苦しさが要る日は、誰にでもある。

第8〜9章隠れた期待を書き出し、今すぐ動く

第8章は、仮想の起業ストーリーで始まります。物件、許認可と税務、会計士、店員と順調に準備したのに、主要な契約が決裂して、代わりの見積は予算を大幅に超える。落ち込みの原因は、意識的な予測じゃなく、心の奥でひそかに組み上がる「隠れた期待」だ、と。失望、恨み、怒りがそのサインで、落胆の大きさは期待と現実のギャップの大きさです。

ワークは4段階。うまくいっていない件について、どうなるはずだったか、実際どうなったかを紙に詳しく書く。その差から隠れた期待を洗い出す。最後に、その感情が事態を好転させたかを検討する。答えは否。問題じゃなく期待が人生を狂わせている、という結論です。

ここは、俺が2025年に「期待値のズレ」で書いた話とほぼ同じ場所を見ています。違うのは、この本がそれを紙のワークにまで落としていること。計画のふり返りに、そのまま使える形です。

受け入れるとは、あきらめじゃなく、起きたことを引き受けて責任を取ること。崩れたプランに固執するのは、舟から落ちたのにオールを漕ごうとするようなもの。人間関係でも、見返りという暗黙の「借金」を期待しがちで、手放すと関係は良くなる(暴力的な関係を我慢しろという意味ではない、と明記)。計画を持つな、という意味でもありません。

第9章は総括です。ハイデガーを引いて死の床を想像させ、人が後悔するのは成果が出なかったことより、挑戦しなかったことだと言う。大富豪になれなかったことは悔やまないが、事業を始めなかったことは悔やむ。「できない」は言い訳、先延ばしは自分へのウソ。準備を待たず、飛行機を作りながら飛ばして、墜落したら組み直せ、とも。

自由になる2ステップは、問題の原因になっている習慣(ソファで動画、ドーナツ店通いなど)を特定して今すぐやめること、そして前進に必要な行動(求人応募、人脈づくり)を取ること。依存的な習慣は断つだけだとリバウンドするから、新しい習慣に置き換えろ、という注意つき。なお、この章には著者のプログラムの宣伝が入っています。俺は2021年の「ゼロイチ」の回で、失敗を恐れなくなるには、まず失敗したらどうなるかを学ぶしかない、と話した。作りながら飛ばせ、はその実践編だと思う。

LESSONS明日から使える教訓

  1. 「〜したい」は「〜する」に書き換えろ予定や願望の言い方を、現在形の断定に変える。日報の「明日は見積もりを出したい」なら「明日の午前に見積もりを出す」。事業づくり的にいうと、「やりたい」は計画じゃなく、ただの希望です。
  2. 止まった作業は、最初の一手まで刻め未納、片付け、言いにくい連絡。「ベッドから出る」「メールを開く」まで小さくして、着手を宣言する。気分は待たない。俺は、この本でいちばん即効性があるのはここだと思う。
  3. 腹が立ったら、期待と現実を紙に書け「どうなるはずだったか」「実際どうなったか」を書き出す。その差に、自分でも気づいていなかった期待が出てくる。相手を変えようとするより、こっちのほうがだいぶ早い。

CONCLUSION俺の結論

結論。明日の予定表から「〜したい」を消して、全部「〜する」に書き換える。まずはそれだけでいい。

止まっている作業がひとつあるなら、「メールを開く」くらいまで刻んで、今日のうちに手をつける。気分は後から来る。来なくても、作業は片づく。

誰かに腹が立ったら、相手を責める前に紙を一枚出す。どうなるはずだったか。実際どうなったか。その差に、自分が勝手に背負わせていた期待が見えるはずです。言葉を変える。手を動かす。期待を手放す。この本は、その三つを一冊で叩き込んでくれる。

FOR YOUこんな人におすすめ

合わないかもしれない人:前向きな言葉で気分を上げたいだけの人。本書は、自分はポジティブ・シンキングの本ではない、と言い切っています。

FAQよくある質問

『あなたはあなたが使っている言葉でできている』は何の本ですか?

米国のライフコーチ、ゲイリー・ジョン・ビショップさんの本です。自分にかける言葉を現在形の断定に変え、気分を待たずに動くための7つの言葉を紹介しています。

ポジティブ・シンキングの本ですか?

いいえ。本書自身が、ポジティブ・シンキングの本ではないと明言しています。中心にあるのは、言い訳や他責をやめ、行動を引き受けることです。

原題や出版社は?

原題は UNFU*K YOURSELF です。日本語版はディスカヴァー・トゥエンティワンから2018年10月に出ています。

アサーティブな言葉とは何ですか?

「〜するつもり」「〜すべき」「〜したい」のような願望や予定の言い方をやめ、「〜する」と現在形で言い切る言葉のことです。無意識に「今でなくていい」と自分に伝えてしまうのを防ぐ狙いがあります。

セルフトークは本当に脳を変えられるのですか?

本書は神経可塑性にふれ、意識的なセルフトークを繰り返せば脳の通り道を組み替えられると説明しています。ただし、引用は証明ではなく説明の材料だとして、疑い、試し、自分の体験で確かめるよう促しています。

先延ばしをやめる具体的なやり方は?

滞った作業を最初の一手まで分解し、着手を宣言します。「ベッドから出る」「メールを開く」のように小さくして、気分を待たずに動く方法です。期限を切って決めることも勧められています。

「隠れた期待」とは何ですか?

落ち込みや怒りの原因として、心の奥で育っている自覚のない期待のことです。「どうなるはずだったか」「実際どうなったか」を書き出し、その差から洗い出すワークが紹介されています。

「受け入れる」とは、あきらめることですか?

いいえ。本書では、起きたことを引き受けて責任を取ることだと説明しています。計画を持つなという意味でもありません。

この本の注意点や、合わない人は?

本文に著者のコーチングプログラムの宣伝が含まれます。また、前向きな言葉だけで気持ちを上げたい人には合わないかもしれません。心身の不調が強い時は、専門家に相談してください。

MONOGENIC伊丹谷のブログから

ご注意:気分の落ち込みが強い時や、心身の不調がある時は、本書だけに頼らず専門家に相談してください。本書が引く研究や説は、著者の説明の紹介です。また、訳者名の表記は一部で揺れていたため、訳者名は書籍でご確認ください。

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本文は書き写さず、自分の言葉で紹介しています。内容に誤りがあれば、本でご確認ください。 当ページのリンクはAmazonアソシエイト(広告)です。詳しくは広告について。

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