INTROどんな本か
「早くしなさい」「えらいね」。どっちも、言ってる側はだいたい善意です。
で、この本は、その善意が子どもには「否定」として届いている、という話から始まる。いや、えらいねもアカンの?ってなりますよね。笑
著者は元NHK「すくすく子育て」キャスターの天野ひかりさん。約20年の相談経験と、講座や講演の参加者延べ5万6000人超が土台です。マンガはとげとげ。さん。各項目は、悩み、NGの声かけ、解説、OKの声かけ、ポイント、という型で、母・父・ミーちゃん・サトくんの一家が出てくるので、サクッと読めます。
芯はこうです。叱る、ほめる、交換条件を出す。この三つは、どれも「親の思い通りに動かす」という点で同じ。続けると、子どもは親の顔色を見るようになって、自分で考えにくくなる。代わりに勧めるのが「そのまま認める」こと。ほめるでも許すでもなく、子どもが選んだこと、感じたこと、工夫したことを、受け止めて言葉にして返す。
俺が「正解が早すぎる社会構造」で書いた話と、ほぼ同じ場所を見ていると思う。内面が整理される前に正論が届くと、人は理解より先に守りに入る。大人でもそうなんやから、語彙の少ない子どもならなおさらです。この本の「器とお水」のたとえは、まさに順番の話。
もう一つ。俺は2021年に、学生にどのソフトを覚えればいいかと聞かれて、目的を決めてから選べ、と正論で返して後悔した話を書いた。あの子はワクワクしたかっただけなのに、正しいか間違いかでしか判断していなかった。この本のNG例には、あのときの答えと同じ形の言葉がずらっと並んでいる。
場面は、積み木、ゲーム、お菓子、片付け、習い事、きょうだいゲンカ、赤ちゃん返り、性教育、入学前まで。叱り方の本というより、言い換えの辞書です。
効くのは、声かけに自信がなくなってきた親。それから、部下や後輩との対話に悩んでいる人にも。評価語より行動の描写、詰問より選択肢、はそのまま職場で使える。
そして最後に、NGばかりしてきたと悩む親へ、今日からで間に合う、と書いてある。親を責める本じゃない。言い換えを手渡してくれる本です。
CHAPTERS章ごとの中身
はじめに自己肯定感は「器」、知識は「お水」
冒頭で出される問いは3つ。朝の起こし方、絵の感想、やらない子への声かけ。一見正解に見える答えのほうが、子どもには否定として届く、という問題提起から始まります。
著者の天野ひかりさんは元テレビ局アナウンサーで、出産後にNHK「すくすく子育て」のキャスターに。脳科学、発達心理、言語獲得、睡眠などの専門家に学び、NPO法人「親子コミュニケーションラボ」を設立した。講座や講演の参加者は延べ5万6000人超、約20年の相談経験が土台です。
主張の核は、言うことを聞かせる言葉から、子どもの判断を認める言葉へ切り替えること。ここでいう自己肯定感は、自信満々さじゃない。短所も含めた今の自分を受け入れられる心の状態、と定義されます。育つと、新しいことに挑む力、壁を越える力、他人を思いやる力が出てくる。データとしては、内閣府の子供・若者白書(令和元年版)で、日本の子の自己肯定感が諸外国より際立って低いことが挙がっています。
いちばん使いやすいのが、器とお水のたとえ。知識やルールが「お水」で、自己肯定感が「器」。器が小さいうちに注ぐとあふれて、親は同じことを何度も言って苛立つ。先に器を広げれば、水は自然に入る。
俺は2021年に、好奇心は一回しか作れない器みたいなもので、やめない限り大きくし続けられる、と書いた。器に入るものは違っても、注ぐ前にまず器を広げろ、という順番は同じだと思う。
「短所まで認めたらわがままにならないか」への答えも用意されています。認めるとは、許可でも黙認でも同意でもなく、子どもがそう判断したこと自体を受け止めること。この線引きが、以降の全場面を貫いています。
第1章積み木・ゲーム・お菓子・着替えの声かけ
各項目は、悩み、NGの4コマ、解説、OKの4コマ、解説、そしてNGとOKの声かけを並べたPOINTページ、という型で進みます。積み木の場面では、親が片付けや着替えを次々に指示して、聞かないと苛立つのがNG。子どもは実は、バランスや指先を使う挑戦に没頭している。OKは、まず取り組みに目を留めて、高さや積み方の工夫を具体的に言葉にすること。満足した子は、自分から片付けに移る。
「やりたくない」は、新しい遊具を嫌がる娘の例。この一言には、「後でなら」「誰かと一緒なら」「服を汚したくない」みたいな条件つきの気持ちが詰まっていて、語彙不足で圧縮されている。やる・やらないの二択じゃなく、中間の気持ちを親が言語化して返すと、癇癪や手が出ることも減る、と。
ゲームは、途中で取り上げて叱るのがNG。ゲーム自体が成績を下げる科学的根拠はなく、得意な子は諸能力が高い傾向があるという研究もある、と書かれています。ただし大人の都合で長時間の子守り代わりにするのは、対話の機会を奪うので不可。OKは、何を遊んでいるかに関心を持ち、集中や腕前を認めて、区切りがついてから別の楽しみ(料理の手伝いなど)に誘うこと。山場で中断すると執着が強まるから、クリアまでは待つ。レースゲームしかやらない俺でも、山場で電源を切られたら根に持つと思う。笑
お菓子は、「一つだけ」の約束で与えて夕食を残される場面。子の優先は、将来の健康より今の空腹です。一言の裏は、空腹、かまってほしい、体調不良のどれか。空腹なら小さなおにぎりや焼き芋、野菜スティックを先に出す。かまってほしいなら、家事の片手間じゃなく目を見て相手をする。認めるのはお菓子じゃなく、子の思い。
朝の着替えでは、親が「全部手伝う」か「全部任せる」かの二択に陥りがちだと指摘されます。大切なのは、本人が自分でできたと思えること。裾や袖をさりげなく支えれば、本人は全部自力のつもりでほめられて、やり直しより早く、誰も怒らずに1日を始められる。挨拶の項では、親が先に相手の目を見て元気に挨拶する手本を見せるのがコツ。子を変えるより自分を変えるほうが易しい。これはほんまにそう。
第1章叩く子、話しかけ方、ジェンダー、乗り物
叩く・蹴る行動は、わかってほしいのに言葉にできないサインだ、と読み替えます。園での疲れやモヤモヤ、気持ちの整理のしかたを知らないことが背景にある。片付けを促されて叩いてきた子には、突き放さず手を握って止め、落ち着いた顔で本当の望みを推し量って言葉にし、短時間でも一緒に過ごす案を出す。NGの対処は、叩き返して痛みを教える、優しさから叩かれ続ける、叱って一方的に約束させる、の3つです。
会話の一言目も具体的です。漠然と様子を聞いても、子どもは何を答えればいいかわからない。大人が突然、仕事の感想を聞かれるのと同じだ、と。「最近どう?」って聞かれて、何を答えたらええねん、ってなるあれです。先に「何を知りたいか」を決めて、目の前の遊びに関心を示して具体的に聞くと、園の話にも自然に広がる。
ジェンダーの項は、親が自分の「こうあるべき」に気づくところから。男の子が姉と同じドレスを欲しがる場面では、性別を理由に否定せず、まず着てみることを受け入れる。園に着て行きたいと言ったら、可否を親が決めず、受け入れる社会の流れと、笑う子がいるかもしれない現実の両方を話し、本人が決めたら全力で味方になる。
乗り物では、子がじっとできるのは最初の5分ほどで、そこが勝負だとされます。静かな間は無反応で、靴で座席に立つと慌てて注意するのがNG。座れること自体が成長なのに、当然視している。OKは、座れた瞬間に声に出して喜び、駅の数を数えるなど会話を続けること。叱られても反応があるほうが無視よりまし。だから、無反応がいちばん子を傷つける、と言い切っています。
第2章交換条件とほめ言葉が、考える力を止める
第2章の扉は、考えて動く子にするには、まず今の子をそのまま認める、です。練習をやりたがらない場面では、交換条件で迫ると、叱られないためにやる受け身の子になる。いつ始めるかを子に決めさせる問いや、親も自分の作業を始めて競争にする誘いが提案されます。低学年までは時間感覚がないので、「〇〇の後」と順番で決める。終えた後の楽しみを感じさせるのは可、やらないと禁止は不可。
「自分で考えなさい」の項も鋭い。ヒントを出し続けて最後に怒る悪循環では、子は怒られない方法を考えるだけ。親の中に正解があって、そこへ誘導しているのが問題だ、と。俺が2021年の連載で、国語の「作者の意図」を答えるテストは空気を読む訓練だ、と書いたのと同じ構造です。正解が先に決まっている問いは、考える練習にならない。
悪口は、正論で止めると、話さなくなるか、言われたとおりに動いてこじれる。どちらでも子の考えが止まる。子の言葉を繰り返して受け止め、落ち着いたら相手の事情という視点を足す程度にする。元になった実話では、娘が自分で仲直りを決め、実は自分も意地悪されていたと打ち明けたそうです。家で悪口を言える関係は、むしろ健全だ、とも。
ほめ方の項は、カバーにも使われた場面です。落とし穴は3つ。道具を手に尋ねる無言の誘導、望みどおりにした時だけほめること(裏返せば否定になる)、能力を決めつける最大級のほめ言葉。最後のものは、キャロル・ドゥエック(スタンフォード大)の研究で、努力をやめ、挑戦を避け、話を盛るようになると紹介されます。評価じゃなく、子の工夫をそのまま言葉にして、親も一緒に試させてもらう。
寝ない子には、遊びの工夫を認めたうえで、時刻と布団での楽しみをセットで示す。お手伝いは、途中参加のプロジェクトで説明も相棒もなく手伝えと言われる状況にたとえて、作業と手順を具体的に示し、最初は一緒にやる。根本は家族全員が家事を当たり前にすることで、「お手伝い」という言葉自体の見直しまで提起されています。
第3章片付け・習い事・ドリルは本人に選ばせる
片付けの場面では、子どもは片付け方を知らず、遊びも途中。正論の命令をやめて、親も手を動かして見せる。手順は3つ。手本を見せる(分類、順番、色や手ざわりの比較など遊びを交え、ダメ出しはしない)。片付いた部屋の気持ちよさを一緒に言葉にする。約束した楽しみを必ず守る。1回破ると、積み重ねが崩れるからです。整いすぎた部屋より、遊びの跡が残る部屋のほうが前頭葉が働くという説も紹介されます。
習い事で、本人がやりたいと言ったのに練習しない場合は、その「やりたい」は親の誘導じゃないか、と問う。一流の運動選手や芸術家に取材すると、親に強いられた人はほとんどいないので、才能探しは焦らなくていい。技能習得という目的をいったん外して、努力のしかたを学ぶ場と考える。何を習うかより、誰に習うか。先生を決め打ちせず、一緒に見学して本人に選ばせる。
ドリルは必須じゃなく、本人が望んで初めて意味がある、やめてもよい、と言い切ります。最悪なのは、親が教材も時間も量も決めて取り組ませること。書店や図書館で一緒に見比べて、子どもが興味を示したものを選ぶ。お菓子を分けるなど、具体物で学ぶのも有効です。
「買って買って」では、禁止を持ち出さず、気持ちを受け止めて、ほかの品とどう違うのかを説明させる。そのくり返しで、好みや選ぶ基準を考える「プレゼン力」が育つ。おねだりを、ちょっとした企画会議に変えてしまう発想。これは面白い。
第3章我慢は二種類、きょうだいゲンカは通訳
我慢は、押しつけられて耐える「受け身の我慢」と、目的のために自分を抑える「自発的な我慢」を区別します。「無理しなくていい」は優しく聞こえるけど、親が判断を下す許可の言葉で、挑戦に水を差す。「我慢できてえらい」も、期待に応えようとして苦しくなる。気持ちと結果を、そのまま言葉で返す。自発的な我慢はおおむね4才以降に表れるので、それまでは意欲を育てるのが先です。
きょうだいゲンカは、意見を伝える、交渉する、妥協点を探す力を学ぶ場。やめさせることも放っておくことも避けて、親は「通訳」に徹する。年上だからと譲らせるのはNG。親が「裁判官」になると考える力が育たないし、年齢差があるので公平にもならない。ゴールは、子ども同士で解決できることです。
親子の会話の項には、効く小技も出てきます。子どもに聞こえるところで、親同士が子どもの良い行いを話すと、直接ほめるより強く効く。大人が同僚から上司の評価を伝え聞いてうれしいのと同じだ、と。逆に、陰での否定的な話も強く効いて傷つけるので、叱るときは顔を見て直接伝える。
裁判官じゃなく通訳。これは会議の仲裁でもそのまま使える考え方だと思う。
第4章入学前に要るのは、何でも話せる関係
入学準備で、「できないと小学校で困る」と脅してやらせるのは逆効果です。入学前に身につけたい唯一のことは、学校であったことを何でも話せる信頼関係。学校の様子は子どもの話からしかわからない。叱られそう、どうせ聞いてもらえない、と感じると子は黙り、いじめなどを見逃すからです。
性教育は、5歳までに約8割の子が出産について尋ねる、という数字から入ります。ごまかすと「聞いてはいけないこと」と受け取られ、のちに偏った情報で知識を得るおそれがある。聞かれたその場で、構えずに、年齢に合った言葉で本当のことを伝える。続けて、家族が誕生をどう喜んだかを伝え、「プライベートゾーン」は自分で守る場所だと教える。望まれて生まれたと伝えることが、自己肯定感を育てる、という位置づけです。
仲間はずれでは、よかれと思った助言が、勇気を出して話した子には非難に聞こえ、将来深刻な問題が起きたとき黙る原因になる、と書かれます。親は決めつけず、子の言葉を繰り返して、考えを整理する役に徹する。
正しい助言でも、届くのが早すぎると、子どもは口を閉じる。この章は、その順番の大事さを、いちばん切実な場面で見せてくれます。
第4章赤ちゃん返りと比べ方、親自身の不安
赤ちゃん返りを、著者は「存在価値の確認」と見ます。できることをほめられて育つほど、「できなくなったら愛されないのでは」という不安も育つ。何もできなくても大切にされるかを確かめているのだ、と。対応は、叱らず向き合う、精神的な甘えには応える、そして1日30分でも二人きりの時間を持つこと(風呂、散歩、絵本で十分)。「上の子がかわいくない」という悩みも取り上げ、本能だから自分を責めなくていい、5つのステップで向き合おう、と勧めます。
他の子との比較は、比べること自体は悪くないとされます。問題は、できない点に固執して子を否定すること。好き・得意を見つける、できないことは1年後の目標にする、比べるなら過去のその子と、の3点です。
最後の「親の不安」は、NGばかりしてきたと悩む親へのメッセージ。よく関わりたいという思い自体が子に伝わっていて、今日からで間に合う。NGマンガは断罪のためじゃなく、対比で「認める」の真意を示すためのものだ、と明かされます。
おわりにで著者は、20歳になった娘から本の中身を教わった、と振り返り、答えは大人が決めるのではなく目の前の子どもの中にある、と結ぶ。正解を持っているのは親じゃない。その前提に立てるかどうかが、この本の全部だと思う。
LESSONS明日から使える教訓
- ほめ言葉は、評価から描写へ「えらい」「天才」より、「高く積んだね」「指でちぎったね」。工夫をそのまま返すと、子どもは親の顔色じゃなく、自分で考え始める。正直、これは明日の朝から試せます。
- 一言目は、漠然と聞かない「今日どうだった?」の代わりに、目の前の遊びに関心を示して具体的に聞く。挨拶も片付けも、言わせる前に親が手本を見せる。コミュニケーション的にいうと、問いの解像度を上げた分だけ、相手は答えやすくなるってことです。
- 比べるなら、過去のその子とできないことは「1年後の目標」にして、前より伸びた点を具体的に伝える。評価語より行動の描写、詰問より選択肢。俺的には、ここが子育て本の枠を超えて、部下や後輩との対話にもそのまま効くところだと思う。
CONCLUSION俺の結論
結論。言うことを聞かせる前に、まず認めろ。
明日やることはシンプルで、「えらいね」を一回だけ「〇〇したね」に言い換えてみる。「今日どうだった?」を、目の前の遊びへの具体的な質問に変えてみる。それだけでいい。注ぐ前に、器を広げる。順番を変えるだけで、同じ言葉でも届き方が変わります。
NGばかりしてきた、と思った人も大丈夫。この本自身が、今日からで間に合うと言っている。正解は親の頭の中じゃなく、目の前の子どもの中にあります。
NEWS関連ニュース
この本のテーマについて、最近話題になったニュースです。
児童虐待、2年連続の22万件台 24年度統計、減少は初めて
2024年度に児童相談所が対応した虐待相談は22万3691件で、前年度より1818件減りました。1990年度の統計開始以来続いた増加が止まったものの、2年連続で22万件台です。内訳では心理的虐待が13万3024件で全体の6割を占め、こども家庭庁の担当者は「全体数が多い状況に変わりない」と述べています。
この本とのつながり:本書は、叱る、ほめる、条件を出すといった日々の声かけを見直す育児書。心理的な関わり方の相談が多数を占める現状を見ると、親子の言葉づかいを考える意味が分かります。
FOR YOUこんな人におすすめ
- つい叱ったりほめたりして、声かけに自信がなくなってきた親
- 子どもの癇癪や「やりたくない」に、毎日向き合っている人
- 部下や後輩との対話に、そのまま使える言い換えがほしい人
合わないかもしれない人:発達や医療面の専門的な助言を求めている人。これは日々の声かけの本です。
FAQよくある質問
『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』はどんな本ですか?
元NHK「すくすく子育て」キャスターの天野ひかりさんによる育児書です。否定に届いてしまう声かけを、そのまま認める言葉へ言い換える方法を、場面別に示しています。
「認める」とは、ほめることですか?
別のものです。子どもが選んだこと、感じたこと、工夫したことを、そのまま受け止めて言葉にして返すことで、ほめる・許可する・同意することとは違う、と説明されています。
自己肯定感の「器とお水」とは何ですか?
知識やルールをお水、自己肯定感を器にたとえた説明です。器が小さいうちに注ぐとあふれるので、先に、短所も含めて今の自分を受け入れる心を広げる、という考え方です。
ほめるのは良くないのですか?
評価語(えらい、天才)より、行動の描写を勧めています。能力を決めつける最大級のほめ言葉や、望みどおりにした時だけのほめ方は、落とし穴とされています。
子どもの「やりたくない」にはどう返せばいいですか?
短い言葉は、圧縮された気持ちのサインとされます。親が気持ちを言語化して返し、「後でなら」など条件つきの気持ちを汲んで、中間の選択肢を出します。
きょうだいゲンカでは、親はどうすればいいですか?
裁判官ではなく通訳になります。言えない気持ちを代わりに言葉にして、子ども同士で解決できる力を育てる、という考え方です。
赤ちゃん返りはどう捉えればいいですか?
「何もできなくても大切にされるか」を確かめる存在価値の確認で、成長の証拠と捉えます。叱らずに受け止める対応が勧められています。
子どもを他の子と比べてはいけませんか?
比べること自体は悪くなく、できない点に固執して否定することが問題だとされます。比べるなら過去のその子と比べ、できないことは1年後の目標にします。
入学前に身につけたいことは何ですか?
学校であったことを何でも話せる信頼関係を、唯一のこととして挙げています。「今日どうだった?」と漠然と聞かず、具体的に聞くのがコツです。
購入特典はありますか?
購入者向けに、小冊子「考える子に導く7つのステップ」のダウンロード特典が付いています。
MONOGENIC伊丹谷のブログから
- 正解が早すぎる社会構造内面が整理される前に正論が届くと、人は守りに入る。悪口や仲間はずれの項と同じ構造
- ワクワクを失わないように学生に正論で返して後悔した話と、好奇心は一度しか作れない器だという話。「器とお水」と重なる
- 連載:Think out the box vol.5 “教育”「作者の意図」を答えるテストは空気を読む訓練、と書いた回。親の正解へ誘導する声かけと同じ形
本文は書き写さず、自分の言葉で紹介しています。内容に誤りがあれば、本でご確認ください。 当ページのリンクはAmazonアソシエイト(広告)です。詳しくは広告について。






